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早分かりQ&A 例会ダイジェスト
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「驚異のパワー!たまご健康学」
Q1. 世界中で日本人が一番多くたまごを食べているって本当なの。
Q2. 赤玉と白玉で栄養価は違うの。
Q3. 黄身の色が濃いほうが、栄養価が高いのか。
Q4. たまごは癌(がん)を予防するって本当なの。
Q5. たまごは脳出血の予防に効果があるって本当なの。
Q6. たまごは肝臓をアルコールから守るって本当なの。
Q7. たまごは骨粗しょう症予防に効果があるって本当。
Q8. たまごが風邪に効くって本当なの。
Q9. 黄身に付いている白いひも状のものは何。
Q10.卵黄コリンって何。
Q11.たまごの薄皮(うすかわ)が傷に効くって本当なの。
Q12.インフルエンザワクチンは、たまごを利用して作られているって本当なの。
| Q1.世界中で日本人が一番多くたまごを食べているって本当なの。 |
A1.
日本は鶏卵消費量の多いことで知られています。2002年のIEC(International Egg Commission)のデータによると日本人1人当たりの鶏卵消費量は年間329個で、世界一です。この数字は、家庭で使われるテーブルエッグだけではなく、加工食品やパン、菓子類に含まれているものも個数に換算した値です。 |
| Q2.赤玉と白玉で栄養価は違うの。 |
A2.
殻が褐色の「赤玉」と呼ばれるたまごがあります。白いたまごとの違いは、実は鶏の種類のちがいによるものです。一般に赤玉のほうがやや値段も高いようですが、栄養的な差はありません。殻の色の差は栄養の差とはまったく無関係です。 |
| Q3.黄身の色が濃いほうが、栄養価が高いのか。 |
A3.
黄身の色の濃淡は、鶏のエサである配合飼料の素材の割合によって異なってきます。黄身の色の違いは直接、栄養価には関係ありません。黄身の色を濃くするエサ(カロチノイド色素を含む植物性飼料)としてよく利用されているのは、パプリカ、にんじん、黄色とうもろこし、アルファルファ(マメ科の牧草)などです。 |
| Q4.たまごは癌(がん)を予防するって本当なの。 |
A4.
たまごのタンパク質は、すべての食品のなかで最も質的に優れています。それは、タンパク質をつくるうえで大切な「必須アミノ酸」がバランスよく含まれているからです。その中の「メチオニン」が癌予防に大きな働きをします。 |
| Q5.たまごは脳出血の予防に効果があるって本当なの。 |
A5.
たまごの良質な「タンパク質」は血管を強く、しなやかにすると同時に、血圧の上昇を防ぎ、脳卒中のなかでも脳の血管が破れる「脳出血」の予防に大いに役立ちます。血管を強くするには、コレステロールやリン脂質も必要ですが、たまごはこれらも含んでいます。 |
| Q6.たまごは肝臓をアルコールから守るって本当なの。 |
A6.
たまごには、肝臓でアルコールが分解されるときに必要な成分である「メチオニン」が多く含まれています。この「メチオニン」は、二日酔いの薬に必ず入っているほどで、たまご100gに約400mgも含まれています。これは、他の食品に比べて、ずばぬけて高い数値です。 |
| Q7.たまごは骨粗しょう症予防に効果があるって本当。 |
A7.
人間の体が骨をつくるうえで必要な栄養素としては、カルシウムが有名ですが、実はそれだけではありません。「タンパク質」の働きが重要なカギを握っており、そのうえ、ビタミンC、D、Kさらに鉄分、マグネシウム、亜鉛、リンなど多くの栄養素の助けが必要です。たまごは、一つの食品で、ビタミンC以外のこれらの栄養素を含んでいます。このため、たまごは骨粗しょう症予防に役立つといわれているのです。 |
| Q8.たまごが風邪に効くって本当なの。 |
A8.
「塩化リゾチーム配合」を前面に出した風邪薬があります。リゾチームとは、たまごの白身に含まれている酵素リゾチームのことです。リゾチームの薬効の特徴は、細菌の細胞壁を分解して殺してしまうことと、免疫力を高めるメカニズムを持っていることです。卵白中には、0.3〜0.4%のリゾチームが含まれていますから、「風邪をひいたら、たまごで栄養補給」という考え方はとても理にかなっていると言えます。 |
| Q9.黄身に付いている白いひも状のものは何。 |
A9.
たまごを割ったとき、黄身に白いひも状のものが付いています。これは「カラザ」と呼ばれるもので、黄身をハンモックのようにたまごの真ん中に吊り下げる役目をしています。「カラザ」を取り除いて食べる人もいますが、成分は主にタンパク質ですし、カラザの中にはウイルスの感染を防止したり、学習能力を向上させたりする「シアル酸」という物質が含まれています。ですから、そのまま食べた方が栄養的にはいいのです。 |
| Q10.卵黄コリンって何。 |
A10.
「卵黄コリン」とは、黄身に含まれているコリンのことです。同じくたまごに含まれる「ビタミンB12」と一緒に摂取することによって、脳の中で神経伝達物質のアセチルコリンが効率よく合成され、「脳を活性化させて記憶力もアップ」し、「脳の老化やボケ防止に有効」と各方面から注目されています。 |
| Q11.たまごの薄皮(うすかわ)が傷に効くって本当なの。 |
A11.
相撲の稽古には傷がつきものですが、生の卵殻の内側にある薄い膜(薄皮)を傷口に貼っておけば早く治る、と江戸時代から言い伝えられています。そこで、東京都立大学とキューピー研究所が共同研究をして、その事実を解明しました。薄皮を傷口に貼ると、皮膚の細胞が活発に増殖して傷を早く治すのです。 |
| Q12.インフルエンザワクチンは、たまごを利用して作られているって本当なの。 |
A12.
毎年、冬季になると流行する病気に「インフルエンザ」があります。インフルエンザは、「かぜ」(普通感冒)とは異なり、急に38〜40℃の高熱が出るのが特徴です。インフルエンザの予防法の1つに「インフルエンザワクチン」の接種があります。このインフルエンザワクチンの製造には、たまご(有精卵)が使われています。 |
詳しくは、高木伸一先生のホームページ「たまご博物館」をご覧ください。
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